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広島空港敷地内で毒グモ30匹が発見される。

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 広島県は23日、三原市本郷町の広島空港敷地内で、特定外来生物で雌に毒があるセアカゴケグモ20~30匹を発見し、駆除したと発表した。巣もあったという。

 県自然環境課によると、同日午前11時半ごろ、一般利用者が入れない制限区域内の電源局舎付近で、国土交通省広島空港事務所の職員が散水ボックスの中で雌1匹を見つけた。連絡を受けた県と市の職員が周辺の約50メートル四方を確認。側溝や管理棟の出入り口付近などで雌を含む20~30匹を見つけ駆除したという。

 県内での確認は大竹市と広島市東区に次いで3例目。

 セアカゴケグモはオーストラリア原産。体長1センチほどで黒い体に赤い模様のある雌が毒を持つ。かまれると痛みを感じ、腫れる。子どもや高齢者は発熱や吐き気が出ることもある。

 出典 中國新聞