バイオ研究と仕事術を紹介するネットメディア 4.26 Fri

不審なコンセントにご用心 隠しカメラを使ってコンビニトイレを盗撮した男が逮捕される

まさかコンビニで…トイレ盗撮、コンセントに隠しカメラ 34歳男を逮捕 奈良県警

産経新聞


 26日、コンビニのトイレ内を盗撮した会社員の男が奈良県警橿原署に建造物侵入と件迷惑防止条例違反容疑で逮捕されました。男は「間違いないと」容疑を認めているとのことですが、なんと使われたのは「コンセントに似せたカメラ」でした。




 逮捕容疑は昨年10月27日、橿原市内にあるコンビニのトイレの壁に、コンセントの差し込み口に似せたカメラを設置して男性店長(56)ら男女計11人を盗撮したというもの。

 カメラは便器の正面の壁に両面テープで固定されていたそうで、男性店長がその日の夜に清掃のためトイレに入った際に、「ないはずのコンセント」があったため調べてみると・・・。

 たまたま入った客からしてみると、まさか盗撮用のカメラがあるなんて気づかないかも知れませんが、従業員からしてみると見慣れないコンセントがあるわけですから、すぐに気づかれるのも当たり前の話ですね。

 カメラは縦12センチ、横7センチ、厚さ1.2センチで中央のセンサーが人を感知すると自動的に撮影するものだという。本来は防犯用に販売されているものとのこと。

 男は、「カメラはインターネットで3万円で買った」と話しているそうです。

 このような防犯カメラが実際に販売されているのか、アマゾンで探してみました。

 探すこと5秒。

キャプチャなんと、今回使われたものと同型と思われる商品をすぐに発見してしまいました。リチウムイオン充電池使用で待機時間24時間、連続撮影時間4時間とのこと。無線式ではなく最大で32GBのSDカードが使用できることから、撮影した動画はすべて保存するようです。設置後に放置しておき、電池が切れるころに回収しようとしたのではないでしょうか。今回の事件も、おそらく盗撮カメラに気づいた店長が警察に連絡をし、カメラを回収にきた犯人を逮捕したのではないかと考えられます。

 実際にこのような別物に模したカメラがアマゾンなどでも普通に販売されています。自宅外でトイレを使用する際は、こういったものが設置されていないかどうか気を配る必要がありそうですね。

参考:産経新聞