この計測器はセンサーが付いた指サックで、患者の体表に触れるだけで最大2~3センチの深さにある組織内の血中酸素濃度と血圧の目安となるヘモグロビン指数(血液量)が、腕に装着した小型モニターに瞬時に表示される。
出産時には母親の膣を経由して胎児の頭部に触れることで健康状態を見る。センサーの上から透明な手部来るをするため衛生的であり、指で触れるだけで出産前から出産直後まで継続して確実に健康状態を把握することができるという。
これまで出産時の胎児の健康状態を知る方法は超音波による心拍数だけだった。心拍数の増減は容体に影響しないことも多いため、現場ではほかの指標を求める声があった。
参考:静岡新聞