沖縄県では低体重出生率が高いことから、その要因を分析する事業を実施している。その結果、12年度に妊娠を届け出た人が出産した子供のうち低体重児の割合は全体で9.8%だったが、喫煙する妊婦では14%と約1.4倍になったという。さらに1歳半の検診時におけいて、運動機能、視聴覚、言語、対人関係性・精神発達の4項目のいずれかで発達の遅れを招くリスクは1.24~2倍にのぼることがわかった。
また、妊娠前の体格指数(BMI)が18.5未満と痩せていて、妊娠中の体重増加量が推奨値である9~12キログラムに満たなかった場合においても、低体重児が生まれる割合が推奨値を満たした場合に比べて1.2~2倍となった。
参考:琉球新報