バイオ研究と仕事術を紹介するネットメディア 5.16 Thu

マダニ感染症で女性死亡 愛媛県内2人目

 愛媛県は10日、マダニを介して感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に八幡浜保健所管内在住の男女3人が感染し、うち90代女性1人が死亡したと発表した。感染による死者は全国で10人目で、県内では2人目。県内の感染確認は全国最多となる計5件で、いずれも同保健所管内在住。
 県健康増進課によると、死亡した女性は嘔吐(おうと)や38度以上の発熱を訴え、5月24日に同保健所管内の医療機関を受診。太ももや股付け根にダニの刺し口があり、血小板や白血球減少が確認された。同日入院したが6月上旬に死亡した。
 今回感染が分かった50代男性と70代女性もダニの刺し口があり、発熱や消化器症状で5月下旬から入院。症状が改善し、6月上旬に退院した。同課は3人がマダニの生息する草むらなどに入ったかどうかは不明とした。

 出典[愛媛ONLINE]